複数のダウンローダー
4.0 から、AB は複数のダウンローダーに同時に接続できます。例えば、手元の qBittorrent と NAS 上の別の qBittorrent や aria2 です。各ダウンローダーはインスタンスで、それぞれ id、種類、アドレス、アカウント、ダウンロードパスを持ちます。そのうち 1 つが既定インスタンスです。
ダウンローダーが 1 つだけなら、動作は 3.x と同じで、画面にダウンローダーの選択も表示されません。
ダウンローダーの管理
設定 → ダウンローダー設定 を開きます。上部にすべてのダウンローダーインスタンスが表示され、既定インスタンスには「既定」の印が付きます。
- 編集:インスタンスをクリックし、下で種類、アドレス、ユーザー名、パスワード、ダウンロードパス、SSL を変更します。
- 追加:新しいダウンローダー id を入力し、追加 をクリックします。id に使えるのは英字、数字、
_、-だけです。 - 既定に設定:インスタンスを既定インスタンスにします。
- 削除:インスタンスを削除します。既定インスタンスは削除できません。
種類は qBittorrent、aria2、またはプラグインのダウンローダーです。変更後は下部の 保存して再起動 をクリックします。各オプションと config.json の形式は ダウンローダー設定 を参照してください。
ルールのダウンローダーを選ぶ
ダウンローダーが複数あるとき、次の場所に ダウンローダー 欄が表示されます。空欄なら既定インスタンスを使います。
- RSS の追加:購読のダウンローダーを選びます。購読とコレクトの両方で使われます。
- 番組の編集モーダル → 詳細設定:ルールごとにダウンローダーを選びます。
新しいトレントのダウンローダーは次の順で決まります:
- ルールが選んだダウンローダー。
- ルールに指定がなければ、購読が選んだダウンローダー。
- どちらにも指定がなければ、既定インスタンス。
購読から自動で作成されたルールは、購読のダウンローダーを引き継ぎます。上部の検索から追加した番組は既定インスタンスを使います。後で詳細設定で変更できます。
トレントは選ばれたインスタンスのダウンロードパスの下に保存されます。
トレントの記録先
AB は各トレントを追加したダウンローダーを記録します。その後のリネームと削除は、そのダウンローダーで行われます。

- ダウンローダーページ:ダウンローダーが複数あると「ダウンローダー」列が追加されます。一時停止、再開、削除などの一括操作は、各トレントがあるダウンローダーに送られます。
- トレント一覧:ルールと未一致トレントの一覧に、ダウンロード済みトレントのダウンローダーが表示されます。
変更後の既存トレント
| 操作 | 既存のトレント | 新しいトレント |
|---|---|---|
| ルールを別のダウンローダーに変更 | 元のダウンローダーの元の場所に残り、移動しません。AB は元のダウンローダーで整理を続けます | 新しいダウンローダーのダウンロードパスに入ります |
| 既定インスタンスを変更 | 変わりません | ダウンローダーを選んでいないルールと購読は、新しい既定インスタンスを使います |
| ダウンローダーを削除 | 影響を受けず、そのダウンローダーに残ります。AB はもう接続せず、その中のトレントも整理しません | それを選んでいたルールと購読は既定インスタンスを使います |
| ルールをファイルごと削除 | AB は記録された各ダウンローダーで、そのルールのトレントを削除します | — |
ダウンローダーに接続できないとき
AB はダウンローダーごとに順にリネームを実行します。接続できないダウンローダーはスキップし、他のダウンローダーは通常どおり処理します。ダウンローダーが利用可能から利用不可に変わったとき、AB は「ダウンローダー接続エラー」を 1 回通知します。回復した後に再び利用不可になると、もう一度通知します。
トレントを追加するときに対象のダウンローダーが利用できない場合、そのトレントは記録されず、次の RSS 更新で再試行されます。
3.x からのアップグレード
4.0 にアップグレードして最初に起動したとき、AB は 3.x のダウンローダー設定を id default のインスタンスに移し、既定インスタンスにします。既存のトレントはすべて default に記録されます。既存のルールと購読はダウンローダーを選んでいないので、既定インスタンスを使います。元の設定ファイルは config.json.v3.bak としてバックアップされます。