設定フォーム
プラグインは config_model(pydantic モデル)を宣言します。WebUI は設定 → プラグインで、これからフォームを自動生成します。プラグイン作者がフロントエンドを書く必要はありません。
python
from pydantic import BaseModel, Field
from ab_sdk import Plugin, secret_field
class Options(BaseModel):
endpoint: str = Field("https://push.example.com", title="送信先")
key: str = secret_field(description="プッシュキー")
retries: int = Field(3, ge=0, le=10, title="リトライ回数")
class MyPlugin(Plugin[Options]):
config_model = Optionsフィールドの型
| Python の型 | フォームの部品 |
|---|---|
str | テキストボックス |
secret_field() で宣言した str | パスワードボックス |
int / float | 数値ボックス(int は入力後に整数へ丸めます) |
bool | スイッチ |
Literal[...] / Enum | ドロップダウン |
list[str] | タグ入力 |
list[<BaseModel>] | オブジェクトの配列:1 行ごとにサブフィールドの組。行の追加と削除ができます |
その他(dict、入れ子のオブジェクト) | 「未対応のフィールド」と表示されます。config.json を直接編集してください |
Field(title=..., description=...) はラベルと説明文になります。Optional[T] は T として描画されます。保存されていないフィールドには既定値が入ります。
検証
- 保存時に AB がモデルで検証します。不正な値には HTTP 422 を返し、設定には書き込みません。
- 詳しい検証は
field_validatorで行います。たとえば、組み込みのrenameは保存時にテンプレートを一度描画します。間違ったテンプレートはその場で拒否されます。 - 既定値のない必須フィールドは、初回の有効化時に未設定です。このときプラグインはエラー状態になります。ユーザーが入力して保存すると、プラグインは自動で復旧します。
- 無効なプラグインでもフォームは表示されます。AB は信頼済みのプラグインのコードを import し、
config_modelだけを読みます。setupは呼びません。まだ許可されていないローカルプラグイン(未署名で「未署名プラグインを許可」がオフ)はコードを実行しないため、フォームもありません。
秘密フィールド
secret_field() はパスワード、トークン、Cookie などを宣言します。
- WebUI はパスワードボックスで表示します。
- 設定を読み取る API はマスクだけを返します。ブラウザが元の値を受け取ることはありません。
- 保存時にマスクを受け取ると、AB は元の値を保持します。マスク処理は入れ子の構造にも働き、オブジェクト配列の行の中の秘密フィールドも対象です。行数が変わって元の行と対応付けられない場合、その秘密フィールドは空になり、ユーザーが再入力します。
設定は config.json の plugins.options.<プラグイン id> に保存されます。有効化スイッチは plugins.enabled.<プラグイン id> です。
フォームを超える UI
フォームで足りない場合(グラフ、操作ボタン、一覧)は、プラグインがフロントエンドコンポーネントを提供できます。フロントエンドスロット を参照してください。組み込みの hardlink の「既存ファイルをリンク」ボタンは settings.section のコンポーネントです。